とある国に伝わる伝説
はるか昔
豊かな自然に囲まれた農村がありました
村人は自然と共存しながら発達し
互いに協力しながら暮らしていました
しかしある時
ONIと呼ばれる化け物の襲撃を受け
女子供はさらわれ村もめちゃくちゃに荒らされてしまったのです
それ以来村人はONIに怯えながら暮らしていました
ONIの襲撃から数年後
お婆さんが川で洗濯をしていたら大きな大きな桃が流れてきました
お婆さんはその桃を持ち帰り家で食べようと桃を二つに切ると
中から元気な赤ん坊が出てきたのです
最初は動揺したものの
子宝に恵まれなかったお婆さんとお爺さんは
その子を「桃太郎」と名付け
育てる事に決めました
あっという間に成長した桃太郎はある時
村人達がONIに怯えているという事実を知りました
それを聞いた桃太郎はすぐさまおばあさんに
「みんながONIに怯えていると聞きました。私がONIを退治をするのできび団子を作ってください。」
と言い
きび団子が入った袋を腰に付けてONIの住む鬼ヶ島に向かいました
その道中
きび団子に惹かれた犬、猿、キジが仲間に加わりONI退治に向かいました
そして桃太郎は仲間と協力しONIを退治しました
ONI達にさらわれた子供達を助け
取られた金銀財宝も取り返しました
こうして村に平和がおとずれました
その後
桃太郎が中心となり桃太郎大国が建国されました
その国ではこの伝説が何世代にも渡って語り継がれ
桃太郎は英雄として崇拝されていきました
しかしこれは真実ではありませんでした
この伝説は桃太郎達の都合の良いように捻じ曲げられた嘘の歴史だったのです
今こそ話しましょう
本当の桃太郎伝説
いや鬼ヶ島伝説を
Comentários